

こんにちは、海津あみです!
今回ご紹介するのは、小説『紅蓮館の殺人』。
読み終わったあと、思わず「これ読んだ人と語り合いたいやつ……」ってなりました。
名探偵が2人出てきて、しかもお互いに推理がぶつかるんですよ!?
そんなの、面白くないわけないじゃん。
ではさっそく、ネタバレなしで語っていくよ!

※上記画像はAIで作ったイメージです※
『紅蓮館の殺人』ってどんな話?(ざっくりあらすじ)
主人公は、特別な才能があるわけじゃない、ふつうの男子高校生。
……なんだけど! その友達がなんと「嘘を見抜く才能」を持ってるの!
このふたりで、有名小説家の館に行こうとするんだけど、まさかの山火事に巻き込まれるという大ピンチ発生!
その結果、館の人に保護してもらう形で到着するの。
そしてそこで、昔あこがれてた探偵と再会しちゃうのよ〜!
……なんだけど、そこで事件が起きてしまって。
しかも、現役の男子高校生探偵と、憧れの元探偵の意見が割れるのよ!?
そこからの展開がね、もうグイグイ引き込まれる。
名探偵がふたり!タイプの違いが面白すぎる
出てくる探偵は2人。それぞれ全然ちがうタイプで、どっちも超魅力的なの!
- 現役探偵:謎に一直線!でもちょっと視野が狭くなっちゃうときも。
- 元探偵:落ち着いてて空気も読めるけど、事件の真相にそこまで執着しない。
このふたりの推理がぶつかるシーンは、ほんとに緊張感がすごい!
「自分ならどっちの考えに乗るだろう……」ってめっちゃ考えさせられたよ。
登場人物、全員怪しい問題
『紅蓮館の殺人』に出てくる登場人物、みんな怪しすぎて。
「え、この人……黒じゃないの!?」「え、違うの!?」って
セリフのひとつひとつを深読みしすぎて疲れた(褒めてる)
こういう「誰も信じられない系」のミステリーが好きな人、絶対ハマると思う!
2回目読んで、さらに面白くなった!
実はわたし、これ2回読んだんです。
でね、2回目に読むと最初の何気ないセリフとか描写が全然違って見えるの!
「うわ、ここでもう伏線張ってたのか…!」みたいな気づきがめちゃくちゃあって
再読したいタイプのミステリーが好きな人にも超おすすめ。
まとめ|重厚だけどテンポよく読める神作ミステリー
読みやすいのに読み応えしっかり
探偵ふたりのぶつかり合いがアツい
キャラ全員が怪しくて深読みが止まらない

ちょっと「皆川フェード」っぽくしちゃいました。
以上、海津あみの小説の感想でした。
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